10月に入り、朝晩はずいぶん涼しくなってきました。現場での作業もしやすい季節になってきましたね。
今回は、土岐市駄知町のK様邸で始まったリフォーム工事をご紹介します。
K様は、約10年前にも脱衣室の床の補修工事をご依頼いただいた、長くお付き合いさせていただいているオーナー様です。
今回のご相談のきっかけは、
「床がブカブカするので、一度見てもらえませんか?」というお話でした。
現地を確認し、これからの暮らし方についてもお話を伺った結果、LDK・リビング・ホール・廊下、合計約56㎡(17坪)の床改修を中心に、キッチンや給湯設備なども一緒に見直すことになりました。
■「床がブカブカする」には理由があります
床がブカブカすると、「フローリングだけ張り替えれば直るのでは?」と思われる方も多いと思います。
しかし、ここが知っているか、知らないかで大きく変わるところです。
床の沈みやたわみは、仕上げ材だけが原因とは限りません。床板の下には根太、大引、床束などがあり、長い年月の中で傷んでいたり、湿気の影響を受けていたりすることがあります。
表面だけをきれいにしても、下地に問題が残っていれば、また同じ症状が出てしまう可能性があります。
そこでK様邸では、既存の床を撤去して床下の状態を確認しながら、必要な部分をきちんと直していきます。
「見えるところをきれいにする」だけではなく、「これから安心して使える状態にする」。
リフォームでは、この考え方がとても大切です。

■せっかく工事するなら、10年先の暮らしも考える
今回、床だけでなくシステムキッチンへの取替え、キッチン窓の樹脂サッシ化、洗面化粧台の取替えも行います。
9月17日にはK様と一緒にパナソニック名古屋ショールームへ出かけ、実物を見ながらキッチンなどを確認していただきました。
カタログだけでは、収納の使い勝手や高さ、扉の質感などはなかなか分かりません。
毎日使う設備だからこそ、実際に「見て・触って・確かめる」。
これも、完成してから「こうしておけばよかった」を減らす方法の一つです。

■電気温水器からエコキュートへ
もう一つ、今回ぜひ知っていただきたいのが給湯設備です。
K様邸では、電気温水器からエコキュートへ取り替えます。
どちらも電気を使ってお湯をつくりますが、仕組みは大きく違います。電気温水器が主に電気ヒーターの熱でお湯をつくるのに対し、エコキュートは空気中の熱をヒートポンプで集めて利用します。
給湯は家庭のエネルギー消費の中でも大きな割合を占めます。
だからこそ、古くなった設備を「同じような機械に取り替える」のではなく、これからの光熱費まで考えて設備を選ぶことが大切です。
知らなければ、毎月の電気代として少しずつ払い続けることになります。知っていれば、設備更新のタイミングを「省エネ化のチャンス」に変えることができます。

■リフォームは「悪くなったところを直す」だけではありません
今回の工事では、このほかにもベランダ・手摺の塗装、約60㎡のポリカ波板張替え、屋根の熨斗(のし)の補修などを行います。
9月20日にご契約いただき、9月28日から工事を開始しました。完成は11月30日を予定しています。
リフォームというと、古くなったものを新しくする工事と思われがちです。
でも私は、それだけではもったいないと思っています。
なぜ、ここを直すのか。
今直さなかったら、これからどうなるのか。
今一緒に直すことで、どんなメリットがあるのか。
そして、それが安心・快適・光熱費・これからの暮らしにどうつながるのか。
そこまで考えて初めて、リフォームの本当の価値が出てくるのではないでしょうか。
これからK様邸も、床をめくったからこそ分かることや、工事途中だからこそお伝えできることが出てくると思います。
完成までの様子と一緒に、「知っていれば得をする住まいの話」も、このブログでご紹介していきたいと思います。
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岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
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「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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