一般的にエアコンを選ぶときは、「20畳だから20畳用」「14畳だから14畳用」というように、部屋の広さを基準に選ぶことが多いと思います。
しかし、実際には同じ20畳のリビングでも、必要なエアコンの大きさは住宅によって大きく変わります。
その理由は、住宅ごとに「断熱性能」「気密性能」、そして「夏の日差しの入り方」が違うからです。
例えば、魔法瓶は飲み物の温度を長く保つことができます。一方、紙コップではすぐに冷めてしまいます。
家も同じです。
断熱性能が高く、すき間が少なく、さらに夏の日差しを上手に遮ることができる住宅ほど、一度冷やしたり暖めたりした室温を長く保つことができます。
そのため、小さなエアコンでも十分に快適な室内環境を維持できる場合があります。
そこで水野建築では、「何畳用だから」という考え方ではなく、その住宅に本当に必要な冷暖房能力を計算してエアコンをご提案しています。

■このシートで分かること
この計算シートでは、住宅性能をもとに、その家に必要なエアコン能力を計算しています。
① UA値(断熱性能)
UA値とは、「家からどれくらい熱が逃げやすいか」を表す数値です。
数字が小さいほど断熱性能が高く、夏は涼しく、冬は暖かさを保ちやすい住宅になります。
② C値(気密性能)
C値とは、「家全体にどれくらいのすき間があるか」を表す数値です。
数字が小さいほどすき間が少なく、エアコンでつくった快適な空気が外へ逃げにくくなります。
③ ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)
ηAC(イータエーシー)値とは、夏の強い日差しが窓や屋根などを通して、どれくらい室内に入りやすいかを表す数値です。
数字が小さいほど日射熱を遮る性能が高く、夏の室温上昇を抑えやすくなります。
つまり、エアコンの負担が軽くなり、省エネにもつながります。
④ 冷暖房負荷
UA値・C値・ηAC値ηAHに加え、住宅の大きさや窓の面積・向き、地域の気候条件などをもとに、「この住宅ではどれだけの冷暖房能力が必要なのか」を計算します。
この数値が、エアコン選びの大切な基準になります。
ηAH値とは、 冬に「どれだけ太陽熱を積極的に取り込むか」を評価する数値。
⑤ 推奨エアコン容量
計算した冷暖房負荷をもとに、その住宅に最適なエアコン能力をご提案します。
必要以上に大きなエアコンを選ぶ必要はありません。
住宅性能に合ったエアコンを選ぶことで、
・購入費用を抑えられる
・電気代の節約につながる
・室温や湿度が安定し、より快適になる
エアコンへの負担が少なくなり、長持ちしやすい
といったメリットが期待できます。

■水野建築の考え方
私たちは、「20畳だから20畳用」というような経験だけに頼ったご提案はしていません。
住宅の断熱性能(UA値)、気密性能(C値)、日射熱取得率(ηAC値)などの住宅性能を確認し、その家に必要な冷暖房能力を計算したうえで、最適なエアコンをご提案しています。
家づくりやリフォームは、完成して終わりではありません。
住み始めてから何十年も続く毎日の暮らしが快適で、できるだけ光熱費を抑えられることが大切だと考えています。
そのために水野建築では、住宅性能を「見える化」し、お客様にも分かりやすくご説明しながら、一棟一棟に最適な住まいづくりをご提案しています。
「何畳用を選ぶか」ではなく、「この家にはどれだけの能力が必要なのか」。
それが、水野建築のエアコン選びの考え方です。
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お陰様で創立61周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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