中古住宅選びで必ず見てほしいチェックポイント

― 買ってから後悔しないために、最低限ここは確認 ―

中古住宅は、新築に比べて

・価格を抑えやすい

・立地の選択肢が広い

といった魅力があります。

ただし一方で、「買う前に気づけたはずの失敗」が起きやすいのも中古住宅です。

今回は、中古住宅を検討するときに「ここだけは必ず見てほしい」

というポイントを、できるだけ分かりやすく整理します。

■ ① 築年数より「いつ・どんな工事がされたか」

中古住宅でまず見がちなのが築年数ですが、実はそれだけでは判断できません。

重要なのは、

・いつ建てられたか

・どんなリフォーム・修繕をしてきたか

・それが何年前なのか

たとえば、

・外壁や屋根は一度も直していない

・水回りは30年前のまま

・配管や給湯器が当時のまま

こうした場合、購入後に大きな出費が重なりやすくなります。

「この家は、これから何にお金がかかりそうか」

という視点で見ることが大切です。

■ ② 見た目のきれいさに惑わされない

内装が新しく、クロスや床がきれいだと、「状態の良い家」に見えます。

でも本当に確認してほしいのは、

・床がフワフワしていないか

・ドアや窓の建て付けは問題ないか

・カビ臭さや湿気を感じないか

見た目を整えるリフォームは、比較的簡単にできます。

しかし、構造や下地に問題がある場合、後から直すのは大変です。

「きれい=安心」ではないという点は、ぜひ覚えておいてください。

■ ③ 冬の寒さ・夏の暑さを想像する

中古住宅では、断熱性能が低いケースも多くあります。

内覧時にチェックしたいのは、

・窓が単板ガラスかどうか

・窓がやたらと多くないか

・廊下や脱衣室が寒そうか

「住んでから寒い・暑い」は、毎月の光熱費と、暮らしの快適さに直結します。

購入時は安くても、住み続けるコストが高くなる家にならないか、イメージしてみてください。

■ ④ 耐震性は“見えないけれど重要”

耐震性は、見た目では分かりません。

特に注意したいのは、

・昭和56年(1981年)以前に建てられた家

・耐震改修の履歴が不明な家

こうした場合は、購入前に「調べる」「相談する」ことがとても大切です。

耐震は、「あとから考える」より「最初に把握する」方が、家計的にも安心です。

■ ⑤ リフォーム前提なら「どこまで直せるか」

中古住宅は、「あとでリフォームすればいい」と考えがちです。

ただし、

・間取り変更が可能か

・断熱を入れるスペースがあるか

・配管・配線が更新できるか

建物の状態によって、できること・できないことがあります。

「この家は、どこまで良くできるのか」という視点で見ると、失敗しにくくなります。

■ ⑥ 価格+工事費+将来費用で考える

中古住宅では、

・物件価格

・リフォーム・性能向上費

・将来の修繕費

この3つをセットで考えることが大切です。

物件価格が安くても、工事費と将来費用が大きければ、結果的に家計を圧迫します。

「安く買う」より「安心して住める」ここを基準に判断しましょう。

■ 最後に|中古住宅選びは“目利き”が大切

中古住宅は、同じように見えても、1軒ずつ状態がまったく違います。

だからこそ、

・一人で決めない

・分からないところは聞く

・将来まで含めて考える

この姿勢が、失敗を防ぎます。

「この家、どう思いますか?」そんな相談からでも大丈夫です。

中古住宅は、正しく選べば、とても良い住まいになります。

ぜひ、焦らず、じっくり見ていきましょう。

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